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SPSS多重回答グループ集計で注意すべき「無効回答」の扱い
―2013年06月17日

アンケートで複数回答(多重回答)可の設問(たとえば、「当てはまるものすべてに○を付けてください」など)を分析する場合、選択肢ごとに2分コード化(1:はい、0:いいえ)した変数を作成する。そして、SPSSでは、これらの変数を「多重回答グループ」として登録することで、全選択肢を一括して集計、分析することが可能になる(さらに、Custom Tablesのモジュールを用いれば、カテゴリの並べ替えや表示・非表示なども簡単にできるようになる)。

注意すべきは出力された「パーセント」の定義である。たとえば、Custom Tablesのモジュールを用いて、カスタム・テーブルで集計する場合、次のように多様なオプションが用意されている。

spss_customtables.jpg

しかし、ここで注意すべきは、いずれのオプションでも、全項目が(上記の二分コードで言えば)ゼロになっているケースは、無効回答扱いされ、集計対象外となることだ(つまり、分母の数に含まれない)。もちろん、モジュールを適用しないBase Systemの多重回答集計でも同様である。

通常のアンケートで複数回答による設問の場合は、「いずれも当てはまらない」という選択肢を用意しているはずであり、すべてがゼロになるケースはないだろう(話は逸れるが、「いずれも当てはまらない」の選択肢を用意していないアンケートは、無回答との区別を付けることができないため論外である)。そうした場合に多重回答の集計を行っても問題になることはない。

しかし、複数の設問から複数の選択肢を組み合わせたり、診療情報のデータベースなどのデータから多重回答グループ化した場合、全変数がたまたまゼロとなり無効回答扱いされるケースが生まれる可能性がある。したがって、この際には、全変数がゼロになるケースがないかどうか注意することが必要である。

欲を言えば、無効回答は各セルに欠損値の「-5」なり「-9」なりを入力しているのだから、すべてが「0」のケースも集計対象に含めてパーセントを出力するオプションを用意して欲しい。

参考情報

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